おいしい柑橘は
恵まれた環境と丁寧な管理から
温州みかん発祥の地である長島町は、
温暖な気候や保湿力の高い赤土など柑橘類を育てる環境にとても適しています。
山上農園は半世紀以上に渡ってこだわりを持ち、土づくりや樹・ハウスの管理を1つ1つ手作業で行ってきたため、甘みと酸味のバランスが良いコクのある果実が多く育ちます。
Environmental aspect
「適地適作」
柑橘作りに適した島
山上農園は、鹿児島県最北端の長島町の北部に位置し、雲仙天草国立公園特別地域内に位置しています。長島町は『温州みかん発祥の地』であり、四方を海に囲まれた温暖な気候で、年間を通して日照時間も長く、何よりもミネラル豊富で保湿力の高い赤土であることは、大将季をはじめ中晩柑栽培においては好条件です。
農業ではよく『適地適作』という言葉を耳にします。良い作物を作るには生産者の日々の努力が必要なことは言うまでもありませんが、何よりも大切な要素は環境です。
Cultivation
土づくり、肥料、農薬に
こだわった農法
山上農園は先代が50年以上前から柑橘栽培を行い、こだわって土づくりを行ってきたため、他農園が一朝一夕には真似の出来ない柑橘が出来上がります。これはコクのある不知火や大将季を作ることができる重要なポイントです。
魚粉、油粕等々の有機肥料を主とし、化学肥料を微量に抑えて使用しています。また、稲藁等々を敷き、土の乾燥を防ぐと共に、雨水の保水力を高め、常に根が水分を吸収できるような状態に保つ工夫をしています。藁そのものが圃場内の微生物により分解され、栄養価の高い有機物として良い土になる手助けをしてくれます。土壌は団粒構造のふかふかで栄養素の高いものになります。
Farm care しゃべらない樹と「会話」をする
「しっかりと樹と向き合い、注意深く樹を見て観察すれば樹の方から語りかけてくれるから何をすれば良いかが分かる」という先代の教えです。
整枝、剪定等々の樹の管理、ハウス内の気温の管理、摘果、摘蕾、枝吊り等々の管理作業を、時間を惜しまずに、愚直に、丁寧に行うことで品質を保つことができます。常に圃場を見廻り、樹勢や土壌の乾燥状態のチェック、病害虫の発生状況をチェックしています。また、果実肥大の状況を観察し、摘果した果実の糖度や酸度を定期的にチェックし生育状況を見守ります。
Harvest
お客様に喜んでもらう為に
できる全てのことを実践する
収穫も人の手で丁寧に行います。鋏で果皮が傷つかないよう、1玉1玉注意しながら収穫し、重なりを意識しながら箱に並べて入れます。
山上農園では生育状態の管理段階においても、出荷時の商品チェックにおいても光センサーで糖度と酸を測り品質管理に努めています。先代から半世紀以上続く栽培体制だけに頼らず、光センサー選果と目視選果のダブルチェックで1玉1玉検品する選果・販売体制こそが次代の山上農園の『こだわり』です。
おいしい柑橘の贈りもの
山上農園では『贈答用大将季』や『贈答用ポンカン』などについて、
2014年から『光センサー選果』を導入しています。
サイズや見た目などのチェックの他に、糖度やコクの有無を数値で確認できるようになり、
おいしい柑橘を贈答用として、より自信を持って届けることができるようになりました。
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